エアコンの室外機はスクラップで売れる?家庭用と業務用の違い(徳島)

要点
- 家庭用エアコンの室外機は、家電リサイクル法の対象です。室外機だけでも、金属スクラップとしては買い取れません。栄華商事ではリサイクル券での持ち込みを受け付けています。
- 業務用エアコン(天井埋め込み形・パッケージエアコンなど)の室外機は買い取ります。フロン類の回収が済んでいるものは回収の証明書類の写しを、回収前のものは登録を受けた回収業者が回収してからお引き取りします(回収の費用は別にお見積り)。
- 家庭用か業務用かは、使っている場所ではなく機種で決まります。
- フロン類の回収が確認できない業務用の機器を引き取ることは、法律で禁止されています(違反すると50万円以下の罰金)。
「エアコンを入れ替えたら、外した室外機が残った」「室外機には銅やアルミが入っているから、スクラップで売れるのでは?」。阿波市で総合リサイクルセンターを運営する栄華商事が、エアコンの室外機の出し方を、家庭用と業務用に分けてまとめました。

結論:家庭用と業務用で、出し方がまったく違います
| 家庭用エアコン | 業務用エアコン | |
|---|---|---|
| 決まりごと | 家電リサイクル法 | フロン排出抑制法 |
| 主な機種 | 壁掛け形・床置き形のセパレートエアコン、ウィンド形 など | 天井埋め込みカセット形、天吊り形、壁埋め込み形、パッケージエアコン など |
| 室外機だけの時 | 室外機だけでも家電リサイクル法の対象 | フロン類の回収が先 |
| 栄華商事では | リサイクル券での持ち込み(リサイクル料金+運搬・取扱いの費用)。年式が新しく正常に動くものは、中古品として買い取れる場合があります | 回収済みのものは証明書類の写しで買取。回収前のものは、登録を受けた回収業者が回収してからお引き取り(回収の費用は別にお見積り) |
家庭用か業務用かの見分け方
家電リサイクル券センターの案内では、家庭用の機種なら、事務所や店舗で使っていても家電リサイクル法の対象、業務用の機種なら、家庭で使っていても対象外です。使っている場所ではなく、機種で決まります。
- 家庭用(対象)の例:壁掛け形のセパレートエアコン、床置き形のセパレートエアコン、ウィンド形エアコン、室内機が壁掛け形・床置き形のマルチエアコン
- 業務用(対象外)の例:天井埋め込みカセット形、天吊り形、壁埋め込み形(天袋形・地袋形を含む)、パッケージエアコン
分からない時は、本体の側面や裏にある銘板(メーカー名・型番が書かれたシール)と、全体の写真を送ってください。ご案内します。
家庭用の室外機は、スクラップとしては売れません
家庭用エアコンは、室内機と室外機を合わせて家電リサイクル法の対象です。家電リサイクル券センターの案内では、リサイクル料金は室内機と室外機の合計で、片方だけを処分する場合も料金は変わりません。
環境省は、家電リサイクル法の対象の家電について、無料で引き取られたり買い取られたりしても、それだけで廃棄物ではないとは言えない、という考え方を示しています。年式が古いもの、動かないもの、壊れているものは、廃棄物と判断して差し支えないとされています。家庭の不要な家電は、許可のない回収業者に渡さないよう呼びかけています。
栄華商事では、家庭用エアコンをリサイクル券で受け入れています。費用はリサイクル料金と、指定引取場所までの運搬・取扱いの費用です。年式が新しく正常に動くものは、中古品として買い取れる場合があり、その場合リサイクル料金はかかりません。くわしくは家電4品目の持ち込みをご覧ください。
業務用の室外機は、フロン類の回収が先です
業務用のエアコンや冷凍冷蔵機器は、フロン排出抑制法の「第一種特定製品」です。捨てる時は、機器の持ち主が、登録を受けた第一種フロン類充塡回収業者にフロン類を引き渡す決まりになっています(費用も持ち主の負担です)。
引き取る側も、フロン類の回収が確認できない機器は引き取れません。2020年4月施行の改正で禁止され、違反すると50万円以下の罰金が科されます。確認には、回収業者が出す引取証明書の写しなどを使います。
栄華商事では、業務用の室外機を買い取ります。
- フロン類の回収が済んでいるもの:回収の証明書類の写しをお願いします
- まだ回収していないもの:登録を受けた回収業者がフロン類を回収してからお引き取りします(回収の費用は別にお見積りします)
室外機の単価は、機種や状態で変わります。台数と写真を送っていただければ、目安をお伝えします。空調工事でまとまって出る方は電気工事・設備工事の方へもご覧ください。
外した配管(クーラーパイプ)は、別に売れます
取り外しで出たエアコンの配管(銅管)は、断熱材が付いたままでも「クーラーパイプ(皮付)」として買い取ります。断熱材を外すと銅管の単価になります。剥くと得かどうかはクーラーパイプは剥くと得?、単価は買取価格一覧をご覧ください。
やってはいけないこと
- 室外機を自分で分解して、銅やアルミだけを取り出す:中のフロン類が大気中に出てしまうおそれがあります。フロン類をみだりに大気中に放出することは、フロン排出抑制法で禁止されています
- 「無料で回収します」という業者に渡す:環境省は、廃棄物処理法の許可を得ていない回収業者に家電を渡さないよう呼びかけています。リサイクル券の控えを渡してくれる業者を選ぶと安心です
よくある質問
- 室外機だけでも、リサイクル料金はかかりますか?
- 家庭用エアコンのリサイクル料金は室内機と室外機の合計で、片方だけを処分する場合も料金は変わりません(家電リサイクル券センターの案内)。
- まだ動くエアコンは買い取ってもらえますか?
- 年式が新しく正常に動くものは、中古品として買い取れる場合があります。その場合、リサイクル料金はかかりません。
- エアコンの取り外しもお願いできますか?
- 取り外し工事が必要な場合は、ご相談ください。取り外し済みのものは、そのままお持ち込みいただけます。
- 業務用で、フロン類の回収がまだです。
- 登録を受けた回収業者がフロン類を回収してからお引き取りします。回収の費用は別にお見積りします。
まとめ
家庭用エアコンの室外機は、室外機だけでも家電リサイクル法の対象で、スクラップとしては売れません。栄華商事ではリサイクル券で受け入れます。業務用の室外機は、フロン類の回収が済んでいれば買い取ります。回収前のものは、登録を受けた回収業者が回収してからお引き取りします。迷ったら、銘板と全体の写真をLINEで送ってください。
電話する(0883-30-4327) LINEで写真を送る フォームで相談する
出典
- 家電リサイクル券センター「対象機器」(エアコンの対象・対象外、室外機だけの料金)
- 環境省「フロン排出抑制法」ポータルサイト「機器の廃棄」
- 環境省・経済産業省「フロン類の回収が確認できない機器の引取りは禁止されました」(廃棄物・リサイクル業者向けリーフレット)
- 環境省「使用済家電製品の廃棄物該当性の判断について(通知)」(平成24年3月19日)
- 環境省「いらなくなった家電製品は正しくリユース・リサイクル!」
※出典はいずれも2026年10月17日に確認しました。